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      OnlineShop News

      on 07-September-23

  • Eames Special Collection 2023

    20世紀のデザイン史においてもっとも重要な存在のひとりであるチャールズ&レイ・イームズは、家具をデザインし、映画や写真を撮影し、展覧会の企画までを手掛けました。 イームズ夫妻の独創的な色の使い方、プライウッド、ファイバーグラス、アルミニウムなどの素材使いは、当時の家具デザインに革命をもたらしました。

    ヴィトラとイームズオフィスの協働による「イームズスペシャルコレクション2023」は、チャー ルズ&レイ・イームズのデザインの中から象徴的な製品を選び、新たなエディションとしてご紹介します。

    それぞれの色合いは、イームズ夫妻が好んだカラーパレットから着想を得て選ばれており、木製部は開発当時と同じ技術を使って染色されています。 イームズ夫妻の独創的な色の使い方や素材使い、美しさと機能性を兼ね備えたデザインをぜひお楽しみください。

    開催期間:9月7日(木)~ 2024年1月31日(水)

    開催店舗:オンラインショップ、伊勢丹新宿店


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    チャールズ&レイ・イームズ、二人の感情と哲学は常に重なりひとつの世界を形作っていました。 イーム ズ夫妻は、高品質でありながらも美しさと機能性を持ち合わせた工業製品を、多くの人や市場に向けてデザインし続けました。
    それは繰り返すことに意味がありました。彼らが生み出したすべての製品やオブジェは、チャールズ・イームズが言うところの「それでしかありえない、あるべき姿」であり、デザイン、色使い、仕上げの方法にいたるまで、 チャールズ&レイ・イームズは、その感覚と哲学を共有していました。

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    二人はデザインにとっての色は見た目としての効果だけでなく、表現のひとつであると考えていました。
    色は大きさや体積を含めた「物体」そのものについての情報伝達手段であり、メッセージを適切に伝え、見る人の目と心を魅了するものであると捉えていました。 アーティストとしてのキャリアをもち、色について卓越したセンスを持ち合わせていたレイ・イームズは、「私は絵を描くのを諦めたわけではありません。ただパレットを変えただけのことです」という言葉を残しています。


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    Eames House Bird

    チャールズ&レイ・イームズは旅から持ち帰った数多くのオブジェとアクセサリーで彼らの自邸イームズハウスをまるでコラージュするかのように飾っていました。 その中でも黒い木製の「イームズハウスバ ード」は夫婦のお気に入りで、70年以上リビングの中央に佇んでおり、イームズ夫妻が撮影した写真にも頻繁に映り込んでいます。

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    Eames Elephant (Plywood)

    Design: Charles and Ray Eames

    チャールズ&レイ・イームズは、1945年にプライウッドを成形する技術を用いた象の形をしたおもちゃを デザインしました。 しかし、当時はまだ技術的に難しく製品化にはいたりませんでした。その時の試作品のひとつは1946年にニューヨーク近代美術館での展覧会に展示され、今日もイームズファミリーのア―カイブに残っています。

    今回、イームズスペシャルコレクション2023として発売されるダークグリーンカラーの特別モデルは、半透明のステイン仕上げを施されており、薄く透けて見える木目が自然の生き生きとした魅力を讃えています。

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    Eames Wool Blanket

    Design: Charles and Ray Eames

    20世紀の著名な建築家やデザイナーと同様に、チャールズ&レイ・イームズもまた、色、形、素材へのアイデアをテキスタイルデザインに落とし込もうと試みました。 「ドッドパターン」と名付けられたテキスタイルは、1947年にニューヨーク近代美術館で開催された展覧会のためにデザインされました。

    十字模様とドッドで構成された大胆なグラフィックのテキスタイルは、1930年代に描かれたレイ・イームズの抽象絵画をもとにしています。 ヴィトラが製品化した「イームズウールブランケット」は、高品質のメリノラムウールを素材にジャガード織で織られ、表と裏で模様の色が反転する仕様です。
    イームズスペシャルコレクション2023では、特別カラーのボルドーをラインナップしています。

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    Plywood Mobiles

    Design: Charles and Ray Eames

    1940年代初旬にチャールズ&レイ・イームズ夫妻は、成形合板を三次元形成する技術を向上させるため一連の実験を行いました。 その中で、レイ・イームズのアートワークとグラフィックデザインを思い起こさせる有機的な形状を成形合板で象った2つのパーツからなる「イームズプライウッドモビール」が開発されました。 ロサンゼルスにあった夫妻のアパートの天井にから吊るされていた2つのモビールは、ゆらゆらと揺れながら楽しげに回り空間を彩ります。

    イームズ夫妻は合板を扱う際、素材を保護しその魅力を引き立てるため、表面仕上げに天然樹脂のワニスを使用していました。見た目と手触りの双方で、滑かな表面と自然素材のワイルドさの融合を感じられるバランスで仕上げられていました。
    イームズスペシャルコレクション2023には、イームズ夫妻による色彩の世界とレイ・イームズのアートワークであるコラージュ作品に着想を得た特別モデルのプライウッドモビールがラインナップされています。

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    Organic Conference

    Design: Charles Eames & Eero Saarinen

    1940年、チャールズ・イームズとエーロ・サーリネンによって、ニューヨーク近代美術館主催の家具コンペティションのために考案された「オーガニックチェア」は、 両デザイナー双方の軌跡の中で重要な作品であるとともに、ミッドセンチュリー時代のモダンデザインを語る上でも欠かすことのできない作品です。その後、彼らが生み出したデザインの多くは、オーガニックチェアの考え方や構造をモデルとし展開されたものです。

    チャールズ&レイ・イームズは、太平洋に面した断崖の上、木々に覆われたイームズハウスで暮らしていました。 彼らはドアや窓を出来る限り開け放ち、鳥のさえずり、葉のざわめき、遠くの海のせせらぎを楽しみ、テーブルにはいつでも瑞々しい花を活けていました。

    イームズスペシャルコレクション2023にラインナップされるオーガニックカンファレンスチェアは、テーブルに合わせて使えるよう座面が高めに設計されているモデルで、 レイ・イ ームズのフラワーアレンジメントへの想いとチャールズ・イームズの細部へのこだわりを着想源に、野原に咲き誇る花々を連想させる花柄のファブリックを纏ったモデルです。 クヴァドラのファブリック「リア (Ria)」の3色で展開します。


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