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      on 10-June-22

  • セラミックの触覚 (素材と触感、細部へのこだわり)

    ロンドンにスタジオをかまえる陶芸家エマ・レイシーによる、ザ・コンランショップ限定カラーの新作Everyday Vesselsを発売します。
    今回、ザ・コンランショップとのコラボにあたり、新しいコレクションや彼女のデザインに影響を与えているものについて聞きました。

    あなたとあなたの仕事について教えてください。

    ザ・コンランショップで再び新作を発表できることは、とても嬉しいことです。
    自分のキャリアにおいて、前回のザ・コンランショップとのコラボレーションは、とても大きく、ターニングポイントとなるものでした。
    私は、プロの陶芸家として20年ほど活動しています。作っているのは、主に陶器の食器類で、デザインから制作までを手掛けています。 教育活動も行っていますし、ロンドンにあるセイントマーティンズのセラミックデザイン学校の2年生でもあります。

    前回のEverydayコレクションについて教えてください。

    Everydayコレクションは、私の作品の中で最もよく知られているシリーズです。サステイナビリティな作品を作りたいという気持ちで活動している私の願いをEverydayコレクションは叶えてくれました。
    ここ数年はあるシリーズに取り組んでいます。それは、機能性と人間工学を追求したデザインで、使いやすさや機能的であることが重要ですが、成形する時の粘土が語る言葉はそうではありません。ハンドスローの際にできるわずかな線や指の跡は、粘土が柔らかい時の可鍛性(かたんせい)の表れで、私はそれを使う人に感じてもらえたらと思っています。 触感と細部へのこだわりをとても大切にしている私にとって、Everydayシリーズは、その官能的な形と柔らかい釉薬に触れながら 、作品と長く付き合ってほしいと考えています。

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    あなたは3Dクラフトを学ばれていますが、陶芸の世界に魅了されたのはいつですか?

    子どもの頃、地元のYMCAで粘土遊びをしたのがきっかけで、16歳で夜間クラスを受講しました。 当時はまだ、陶芸が今ほどカッコいいことではなったので、10代で大人たちに交じって頑張っていた自分を尊敬しています。 その後、ミドルエセックスのアートファンデーションで勉強をしている時に、クラフト(工芸)という学問に出会い、"作る"ことがプロの学問として扱われていることにとても驚きました。 自分が情熱を注ぎ、得意としているのもで学位が取れるなんて!と感動しました。

    デザインの美学を支えているもの、最も影響を受けた人は誰ですか?

    Everydayシリーズは、長い間自分が人体のディテール(官能的なラインや陰影の当たり方)をデッサンしたり、写真に撮ったりしてきたことが発展して作品につながりました。
    私は本質的に、モダニズムやスカンジナビアデザインの美学、そして、素材自体が語りかけるシンプルで機能的なフォルムにひかれます。そういったものは時間がたっても使用感や美観が変わらないと思っています。
    私が影響を受けた人は、亡き父です。父は、幼い私と一緒に絵を書き、自分ができなかった好きなことへ情熱を注ぐ私のことをいつも応援してくれました。 セラミックも私に影響を与えています。私は、常に作品の制作中に素材と自分の間に生まれる会話からインスピレーションを得ています。 また、Takeshi Yasudaのシンプルな青磁の釉薬と磁器素材への絶対的なオマージュも好きです。

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    イギリスやドイツを旅してクラフトの技術を磨いたそうですが、どこで仕事をするのが一番好きですか?

    制作は、ロンドン北部にある自分のスタジオで行うのが好きです。アイディアを出す時は、講演会やリサーチトリップなど、いつもとは違う環境に積極的に参加をするようにしています。2019年には、中国の景徳鎮で陶芸について集中的に学び制作する、 素晴らし時間を過ごしました。

    陶芸家を目指す人たちへのアドバイスはありますか?

    自分の強みを知りそれを活かすことです。自分のキャラクターを理解し、その感性をほり下げることです。 そうしたうえで、スタジオをシェアし、道具や技術、知識を分かち合うことも大切です。 そしてなにより技術を習得するまで練習を続けることです。

    ザ・コンランショップの限定コレクションのカラーパレットはどのように考えましたか?お気に入りに色はどれですか?

    新作のカラーパレットを作るにあたり、ザ・コンランショップのバイヤーチームと緊密に連携を取ってきました。その中で今シーズンのザ・コンランショップのテーマに刺激を受け、自分のシリーズにそのエッセンスを組み合わせました。 個人的には、落ち着いたオリーブ色やソフトピンク色よりも明るいコーラル色が気に入っています。そして、少しトーンを抑えたホワイトは、クラシカルな雰囲気がなんにでも合うと思っています。

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    Everyday Vesselを作るのにどれくらいの時間がかかりますか?

    制作において一番時間がかかるのは準備です。粘土ボールをひとつひとつ正確に計量し、こねて平らにし、空気穴を無くします。その後、乾燥、加工、仕上げの段階を経て、初めて焼成されます。乾燥や焼成の時間を含めると、完成するまでに数週間はかかります。さらにもちろん、技術を磨くために、最低でも1万時間は必要です。

    最後に、あなたの今後活動とスタジオについて教えてください。

    今後どうなっていくのか?それについては、最近かなり変わってきました。 私はパンデミックの間でも自宅のスタジオで仕事を続けることが出来たのでとても幸運でした。 4月には、セラミック アート ロンドンで作品展を行う予定ですし、現在 セントラルセイントマーティンズのいくつか学生プロジェクトにも取り組んでいます。 直近では、クリスマス前に飛ぶように売れたEveryday Mugsを作る時間が必要です。 そして、パンデミック前に中国でリサーチを始めた彫刻についても考える時間を作りたいと思っています。 私は、スタジオをエコロジカルなスタジオへアップグレードすることが夢なので、そのためのプランも書き出さないといけません。

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