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      Store News

      on 16-September-22

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    ロンドンで、ポーランド派のポスターを専門に販売する「Projekt 26」。
    第二次世界大戦後、ソ連の支配下に置かれ、社会主義国となったポーランドでは、映画や演劇などを宣伝するポスターが数多く作られました。 弾圧と苦難の中、ポスター制作の仕事を得られたのは、一流の芸術学校で学んだ一握りのアーティストたちだけでした。 彼らはその溢れる才能をポスターという媒体に注ぎ込んだのです。こうして生まれた作品は、豊かな表現力とデザインの慣習に囚われない独創性に満ちていました。 それらは非常い芸術性の高い作品として、今でも世界中の人々を魅了しています。

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    ANDZEJ KRAJEWSKI(アンジェイ・クライェフスキ)(1933 - 2018)

    ポーランドポスターにおいて代表的な人物であるアンジェイ・クライェフスキは、1933年にポズナンで生まれました。
    巨匠ヴォイチェフ・ファンゴールとヘンリク・トマシェフスキの下で学び、1963年にワルシャワの美術アカデミーを卒業しました。 強いパーソナリティーを持っていたクライェフスキは、自分の才能と技術力を信じ、自らのスタイルとオリジナリティーを確立するために懸命に努力をしました。 彼は、女性、音楽、アメリカ文化を愛し、ウィットとユーモアに溢れた作品を作りました。
    月刊誌「Jazz」や「Polska(Poland)」の表紙のデザインをてがけ、風刺漫画や半自伝小説「Skyliner」も出版しました。イェフスキのポスターは多くの賞を受賞し、世界中で展示されました。 1985年にアメリカへ移住し、絵画やポップアートスタイルのポスターデザイン、そして、息子エドとのコミックブックシリーズの制作に専念しました。

    息子たちの言葉:
    アンジェイ・クライェフスキは、偉大な人でした。 特異な知識を持ち、創造的な天才であり、そして、親として、祖父として、夫として、家族に愛を注ぎました。 ポーランドポスター派の革新者として知られ、65年以上のキャリアの中で、絵画、ドローイング、コラージュ、コミック、散文など大胆で創造的なビジョンをさまざまなメディアで表現してきました。

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    JAN MLODOZENIEC(ヤン・ムウォドジェニッツ)(1929 - 2000)

    20世紀のポーランドを代表する芸術家の1人、ヤン・ムウォドジェニッツは、1929年にワルシャワの裕福な農家の家に生まれました。父のスタニスワフは詩人、母のワンダは芸術家、そして息子のピョートルは、現在グラフィックデザイナーとして活躍しています。 兵役を終えた後、美術学校へ入学したムウォドジェニッツは、ヘンリク・トマシェフスの下で学び、ポーランドポスター派を代表するメンバーの1人となりました。
    ムウォドジェニッツの画風は、純真な子どものようなフォルム、大胆で太い線、強い色使い、そして、ユーモアのセンスが特徴です。「私は、色が好きです。灰色の街の背景の 中にある色の存在に意味を見出しています。ポスターの表現においては、専門家の評価が低い、6色を使うこともためらいません。」と彼は語ります。
    ポスターに書かれている文字は、すべてムウォドジェニッツの手書きで、タイポグラフィーとイラストレーションを見事に融合さました。
    ポスターの作成において、細部にまでこだわりを持っていたムウォドジェニッツは、 一つの作品を作るにあたり、同じ大きさの厚紙を使って何通りものバージョンを作り、それぞれにほんの僅かな変更を加えていきました。
    彼が生涯の中で作成したポスターは、オペラポスター、劇場ポスター、フィルムポスター、店のポスター、観光ポスターなど400枚以上になります。このほか、本の表紙や イラスト、ドローイングなども多数制作しています。
    ヤン・ムウォドジェニッツは多くの賞を受賞し、世界各地で40回以上の個展を開催しています。彼のポスターは、アムステルダムのステデリイック、ベルリンのクンストブリブリオテーク、富山県立近代美術館などの美術館や個人のコレクションに所蔵されています。

    ムウォドジェニッツの言葉:
    うまくいくまでは試行錯誤。自分が納得いくものに仕上がるまで時間がかかります。 ポスターは常に新しいものでなければならないのです。

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    JERZY FLISAK(イェジ・フリサク)

    イェジ・フリサクは、ポーランド ポスター派の偉大な芸術家の1人であり、有名な風刺画のイラストレータでもあります。
    フリサクは、ワルシャワのテクノロジー大学で建築を学び、まだ学生だった1950年に雑誌「Szpilk」主催のコンペティションに応募してドローイングデビューをはたし、1955年から映画ポスターのデザインに取り組みました。
    非常にクリエイティブであったフリサクは、ポスターのデザイン、本の表紙のイラスト、セットデザイン、アニメーションフィルムなどさまざまな媒体で活躍し、ボビックという冒険好きな小犬のアニメーションキャラクターも作りました。
    多岐に渡る彼のスタイルは、どれにおいても魅力的な純朴さがあり、それに彼のユーモアと、卓越した色彩感覚があわさって、人々を惹きつけるものになりました。
    フリサクは、ポーランド派のポスターにおいて、最もアイコニックでコレクターの多い作品作り、多くの賞を受賞し、世界中の美術館で展示されました。現在、彼の作品は、MoMaやV&Aを含む世界有数の美術館に所蔵されています。

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    MARIA(MUCHA) IHNATOWICZ (マリア ミュシャ・イフナトヴィチ)

    マリア ミュシャ・イフナトヴィチは、1937年に生まれました。
    巨匠ヘンリク・トマシェフスキの下で学び、1963年にワルシャワの美術アカデミーを卒業しました。20年間で数多くのポスターを制作し、KIKシリーズの本の表紙のデザインも手がけました。 魅力的で楽しく、画家の気質を持ったミュシャは、男性が多いポスター派の中で中心的存在でした。1960年代にワルシャワへ引っ越して来た時と同じアパートで現在も暮らしています。

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