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      on 26-September-25

  • 雅姫さんが愛用するテレンス・コンランが描いた、くつろぎの理想形 「Winslow」ソファ

     上質な日常を提案し続けているザ・コンランショップ。リビングの中心的な存在となるソファも数多く提案している。そのソファの中で、オープン当初から定番となっているのが、「Winslow(ウィンスロー)」だ。

     デザインを手がけたのは、ザ・コンランショップ創設者のテレンス・コンランである。このソファ最大の魅力は、座った瞬間に実感できる、包み込まれるような心地よさ。たっぷりとフェザーを詰め込んだシートクッションが、身体の重みをふんわりと受け止め、深く沈み込むような感覚を生み出している。

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     ゆったりとした奥行きは、読書やうたた寝など、日常の何気ないひとときを極上の時間へと変えてくれる。さらに、緩やかなカーブを描くシルエットは、視覚的にも優しく、空間にやわらかな印象をもたらす。

     ミニマルでありながらどこか温かみのある佇まい、それはコンランが長年大切にしてきた<暮らしの中にあるデザイン>という哲学を映し出している。ただの家具ではなく、日々の生活に寄り添うパートナーとして――「Winslow」は、そんな存在であり続けている。

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     そんなWinslowソファをご自宅で愛用しているモデルの雅姫さんに取材することが出来た。 長年愛用したソファは、リビングの主役として、そして時には家族の一員として23年間過ごしてきた。見た目の傷み以上に、そこで過ごした時間や記憶が刻まれていて、新品の家具とは違う味わいがそこには確かにある。買い替えを考えつつも手放せないのは、単なる家具以上の意味を、そのソファが持っているからかもしれない。

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     人や犬と共に暮らしてきたソファは、もう購入した時の面影はない。擦り切れた生地、沈んだクッション、あちこちに残る犬のひっかき傷でさえ、共に過ごした時間の証のように思える。子どもが飛び跳ねた朝、犬が丸まって眠っていた午後、家族が一夜を明かした夜、そんな日常の一瞬一瞬が刻まれている。くたびれた見た目のソファでも、ここに座れば不思議と落ち着く。思い出がたっぷり詰まった、もうひとりの家族のような存在だ。

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     家族たっての希望で、買い替えではなく残せる箇所は残す形で修理を承った。 23年前に購入されたWinslowソファを確認すると、内部には金属製スプリングがびっしりと並び、それを支える木枠と金属格子によるイギリス製のフレームが使われていた。現行仕様とは異なる、質実剛健なつくりが特徴で、今では貴重な仕様である。一生使えるだけの構造と強度を備えたソファに、23年間の想いを、これから共にする時間に向けて新たな張り地とともに生まれ変わることになった。

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     今回、この雅姫さん家族の思いが詰まったWinslowソファを、東京・東麻布を拠点に、ヴィンテージ家具やアンティーク家具の修理や再生を専門とする家具修理工房<虎之門商会>に修理をお願いした。時を経た家具の構造を丁寧に見直し、スプリングの交換、木部の補修、張地の張り替えを一貫して手作業で行っている会社だ。

     長年にわたり使用されてきたカバー用の型紙をもとに、生地を手作業で丁寧にカットし、縫製していく。特徴的なアーム部の丸みや、たわみが出ないよう生地の伸縮に応じて微調整を重ねる工程には、長い経験を経て培われた高いクラフツマンシップが宿っている。

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     経年劣化や加水分解によって弾力を失ったウレタンをすべて取り除き、フレームのみの状態へ。そこに厚みを増した上質なウレタンを新たに組み込み、その上から中綿を重ねていく。Winslowソファの特徴である広い座面と安定した座り心地を支えるバネ構造は、20年以上の使用を経てもなお健在だったが、さらに快適に使い続けられるよう補強を施した。最後にヌード生地を丁寧に張り込み、下地が完成した。

     「壊れたから捨てる」ではなく、「直して使い続ける」という選択肢を与え、家具に宿る思い出や歴史を汲み取りながら、現代の暮らしに寄り添うかたちへと蘇らせる。そして、物の価値を大切にしながら、職人の手と目で、未来へとつなぐ仕事を続けているのが<虎之門商会>である。

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     雅姫さんが新たに選んだソファカバーには、Kvadrat社の上質なファブリック<LEVINO>を採用。亜麻91%・ナイロン9%の混紡素材で、カラーはグレー<006>をセレクトした。

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     「今まではナチュラルなカラーにしていたんですけど、ちょっと雰囲気を変えてみたくて。家具やファブリックも黒系が多い一角なので、グレーにすると大人っぽい空間になるかなと思ったんです。それに犬と一緒に暮らしているので、汚れが目立ちにくいのもいいなって」とにこやかに話してくれた。

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     ひとつのソファを修理しながら長く大切に使うことは、暮らしに静かな豊かさをもたらしてくれる。上質な素材だからこそ味わえる経年変化は、日々を重ねるほどに愛着となって積み重なっていく。ザ・コンランショップには、そんな時間を共にしてくれるOne Good Sofaが揃っている。

    雅姫

    モデル・デザイナー
    1972年秋田生まれ。1990年マガジンハウス「anan」でモデルとしてデビュー。以降、雑誌、CMなどで活躍。現在は東京自由が丘に上質で着心地のよいレディースブランドの店「ハグ オー ワー」と大人のための衣食住を提案する店「クロス & クロス」の2店舗をプロデュースし自らデザイナーを務める。
    世界的ブランド「リバティ」「レペット」「コンバース」等とのコラボレーション商品も多数。そのライフスタイルは幅広い年代の女性に支持され、それらをまとめた著書は 5 0 冊近くに及ぶ。最近では、集英社「LEE」にて新連載<犬と部屋と雅姫>がスタート。また、MASAKI'S CREWオンラインサロンを主宰。まもなく第二期生募集開始。 家族と愛犬四頭との暮らしを綴ったインスタグラムも大人気。
    @mogurapicassowols
    @hugowar_vintagechic

    Photo By Takuya Sugie

    <コラム購読特典>

    雅姫さんとの特集を記念し、店頭にてスタッフへ「雅姫さんのコラムを見た」とお伝えいただいたお客様で、メンバー登録して頂いた方には、ザ・コンランショップのオリジナルソファをご購入の際、10月15日まで配送無料の特典をお付けします。ぜひこの機会にご利用ください。
    ※ソファ生地の色は、モニター環境により実物と異なる場合があります。


    ザ・コンランショップのオリジナルソファ「Winslow」

    ゆったりと奥行きの深い形とオールフェザーのクッションが、体をやさしく受け止め、ひとたび座れば離れられなくなってしまうWinslow(ウィンスロー)。

    「PLAIN、SIMPLE、USEFUL/無駄なく、シンプルで、実用的」というテレンスの哲学を具現化したWinslowソファは、30年以上、ザ・コンランショップを代表するシグネチャーソファとして存在し続けています。


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