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      Event&Campaign

      on 25-April-25

  • 私たちは先日、インテリアスタイリスト石井佳苗氏とタイのバンコクとチェンマイに買い付けの旅に出かけた。飛行片道6時間、時差2時間という同じアジア圏にありながら、日本とはまた異なる文化を持つ国、タイ。竹細工の雑貨やサスティナブル観点で作られたプロダクト、ヴィンテージ家具、そして伝統を継承しながら手織りで物作りをしていりカレン村の織物など、タイの魅力が詰まった商品を1つ1つ丁寧にセレクト。その中でいくつか印象に残ったショップや出会いを紹介します。

    PAYA (パヤ)

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    タイ・バンコクにあるクラフトショップPAYAは、タイ各地の伝統的な手仕事を大切にしながら、現代の暮らしに寄り添うデザインを取り入れた、上質でセンスの良いアイテムを取り揃えているショップ。

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    店内には、職人の手で丁寧に作られた籠バッグや、ラタン製のかご、自然素材のアクセサリー、布小物、器など、暮らしを彩る小物がラインナップ。どのアイテムも自然の素材感や手作りならではの温もりを感じられるものばかり。シンプルでありながら、ディテールにこだわったデザインは、日常の中で長く使いたくなる魅力にあふれていた。

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    また、PAYAはサスティナブルやエシカルなものづくりを大切にしていて、環境に配慮した素材選びや、地域のクラフトマンシップを支える活動にも積極的である。タイの伝統と現代の感性が心地よく調和するこのお店は、観光客はもちろん、地元のデザイン好きからも支持をされている。そのPAYAでは、リプロダクトされた竹細工の籠や団扇、布小物などを買い付けた。リプロダクト製品は、節がほとんどなく、細い滑らかな竹を使用しているので上品かつ繊細な風合いだ。


    Nern28 (ナーン28)

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    タイ・バンコクにあるNern28は、5年前にオーナー兼デザイナーのNuiiさんがはじめたクラフトショップ。伝統技術と現代デザインを融合させた籠やバッグ、ライフスタイル雑貨を展開している。竹、ラタン、水草など自然素材を用い、熟練の職人が一点ずつ手作業で編み上げる製品は、機能性とデザイン性を兼ね備え、インテリアやファッションアイテムとして使える多様性に溢れた商品群。サスティナブルで環境に配慮したものづくりを大切にし、タイ国内外で注目されるブランドである。

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    今回Nuiiさんが日頃作業している場所も見せてもらった。Nuiiさんは地域の職人さんが編んだ、長さや形状の異なる籠のデザインや大きさに合わせて、丁寧に取っ手を取り付ける作業をしている。

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    Nern28は予約制で、一般の方もお買い物に行ける店舗と作業場が併設されている。買付中には何組か駐在日本人妻たちが買い物に来ていた。そんな中私たちは、ザ・コンランショップ別注カラーの籠バッグや小物入れをオーダーしてきました。


    Chai Pradit Kheruang Jak Saan
    (チャイ・プラディット 竹細工店)

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    タイ北部のチェンマイ・ハンドン地区にある、伝統的な竹細工と籐製品を専門に取り扱う老舗のショップ。地元で長年愛され続け、観光客にも人気の高いスポットとして知られている。

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    店内には、手作業で丁寧に編まれた籠、バスケット、ランプシェード、竹製の家庭用品や雑貨などがずらりと並び、見ているだけでも楽しい空間。タイ北部ならではの素朴であたたかみのあるデザインが魅力的だ。

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    店先で、隣国のミャンマー出身の女性が丁寧かつ慣れた手さばきで竹細工を作っていたり、裏側の住宅スペースと思われる場所にまで所狭しと商品や在庫品が縦にも横にも陳列されている姿は、まるでテレンス・コンランが「habitat」で表現した陳列方法にも似通って見えるほど。竹の香りと手仕事の温かさに触れることができる、チェンマイを訪れるならぜひ立ち寄りたい一軒。


    The Karen

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    チェンマイ中心部から車で2時間、メーセンの村に高床式住居で暮らすチャンシー氏一家を訪問し、カレン族の織物や手工芸品を買い付けてきた。腰に腰帯を巻いて腰機(こしばた)と呼ばれる織機で経糸を張って織物をしている。腰機は機織りの原点で最も原始的な織機で、カレン族独自の織布をつくるために欠かせない手法。腰に帯を巻いて織るので、腰幅の織物になり、衣服はそれを縫い合わせて作っている。絣(かすり)模様が3本入っているのが特徴だ。

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    織物は、天然の藍や黒檀、赤土で染めて着色している。藍染めは染める回数で、黒檀は熱や日光に照らした時間で染め色が変化するので、気に入る色にまるまで染めては乾かしを繰り返す。

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    石井佳苗氏も黒檀での染めを体験。手間と時間をかけてカレン族ならではの色調で織りなす敷物とヴィンテージの竹籠を、ぜひ手に取ってみて欲しい。


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